不幸の引寄せの法則

また、こんなことをやってと言われた

またあんなこと言われた

結局、私がやる事になっちゃった


誰もが職場や家庭で口をついてでたり、感じたことのあるフレーズでしょう。昔、私もよく頭の中で反芻していたように思います。こんなこと、顕在意識では言われたくないし、言いたくもないし避けたいことでしょう。しかし、かなりの頻度で遭遇する人もいるようなとてもよくある感覚です。


言われたり、されたりする。これは、表現、文法的にみても、受動態という形態で、誰かに何かをされるという構文です。主体は、自分ではなく相手にあります。自分の意志とは無関係にあいてからのアクションで何等かの行動が伴ってくる。 この文章を自分を主語にして作成すると、自分に主体はないという表明でもあります。


この表現をした人に、よくよく様子を聞いてみると、実際は裏側で、本人が相手の行動を促している、刺激していると感じることがあります。もちろん、本人はそんなつもりはないどころか、良かれと思っての場合もあるくらい無意識で何等かの信号を相手に送っているのです。


自分からやってもいいようなそぶりをみせていたり、言われてもいいような、相手にしてみると許容しているような雰囲気をだしていることがよくあります。そこに、本人の意識的な意図がないため、なぜこんな状況や立場に自分がなってしまうのか、理解できないし把握できないということになります。そう、本人には100%顕在的にそんなことしているつもりはないのです。


何が原因、力をもって、無意識に意図しない言動を人はとるのでしょうか。とても小さな、小さな承認欲求や価値証明欲求でしょう。四字熟語で書くと、なんとも大げさな感じで、自分にはそんなものはないですよ、もっと謙虚で控えめですと感じることのほうが多いでしょう。人によっては、そんな認めてもらうほどの価値なんてあると思ってはいない、くらいまで感じるかもしれません。


でも、日常のたいていの望まぬ状況とおもっているような面倒なことは、自分が裏で糸をひいています。ほんのひとかけらの承認欲求や価値証明欲求を満たしたいと潜在意識は顕在的な行動を促すのです。こんな面倒な状況や大変な状況が嫌だと思って、転職をしてみたり、パートナーとの別れを選び新たなパートナーとの道を選んだとしても、何だかまた同じセリフが口をついてでることはないでしょうか。似たような上司や部下が現れたり、まったく違うと思っていた新しいパートナーがどんどん前のパートナーと同じような性格や態度になってくる。


まず、この状況をいったん受け入れてみることが改善のきっかけになるでしょう。そんなことはないと、見ないようにしても状況は改善しないのです。相手をかえることより、自分を少しみつめて、ちょっとしたことに気づくことから始めるのが不幸の引き寄せから逃れるコツかなと思います。

睡蓮と意識

一悟術リーダー ヒーラー 由利真理恵