敷かれたレール

自分の人生のレールはいくつものレールがつながり合わさってその長さを構成しています。そのレールをどれだけ自分で選んでつなげてきたのか、つなげていくのかによって人生は変わるでしょう。今までの人生でのレールの選択を自分ですることを許容されず誰かに勝手に敷かれてしまった人もたくさんいるでしょう。100%すべて自分で敷いたという人がいないように、100%自分以外の誰かが敷いたという人もいないと思います。


自分の人生のレールのうち、自分以外の誰かに敷かれたレールの比率が高い人ほど、その後レールを選ぶときに、自分で選ぶ力が衰えている、または育っていない人が多いように思います。小さいころに、親その他の人にレールを勝手に敷かれてしまってそこを歩くように監視されていた人は、もう親がレールを敷く事や表面的にやめた後でも、自分で自分の好きなレールを敷けなくなっていることが多いものです。


わかっているけどできない、やればいいけどできない、ここを変えたらいいってわかっているけど何だかできない、この手の悩みの原因の主たる要因は勝手にレールを敷かれてしまい、選ぶこと自分で決めて動くことを、極端にいうと、したことがないからではないでしょうか。自分で選ぶという未知のアクションに不安を覚え、無意識的に躊躇しているのです。誰かがきめてくれたことなら、ある程度結果をその人が保証してくれているともいえるので、進めるけれど、すべて自分で決めて選ぶということになれていないと、どうしても不安になるのです。 だれでもそうです、不慣れな事、体験のないことは不安です。


自分の動きがとれない原因がこれにあてはまっているのか、あてはまらないのかそれすら判断の難しい人もいるかもしれません。でも、あてはまっていると多少感じる何かがあるならば、ほんの少しづつ、成功体験を積み重ねていけばいいのではないでしょうか。いくつになっても初めてのことはあります。それを主体的に、誰の顔色も窺わずに、自分で選んでやってみるのです。成功すればよりよいでしょうが、失敗してもそこから何が得られるのかに意識をむけていくことで、すべてのことがその人の人生においての成功体験として蓄積されていきます。


他人のレールに乗ってきた人は、失敗することを特に嫌うかもしれません。そこも意識を変えていかないといけないでしょう。失敗はある側面からみての失敗であって、別の側面から見ると成功であったり、大成功であることもあるのです。そのものの見方の変化や小さなチャレンジをあきらめないで継続してみてほしいと思います。


ほんとうはこうしたいと思っているのにできない、本当は一番これが欲しいのにそれを選べない、そんな人も、いきなりすべては難しいですが、少しづつ小さな成功体験をつみあげることで自分で上手にレールをしけるようになっていけるようになるでしょう。

睡蓮と意識

一悟術リーダー ヒーラー 由利真理恵