仕事帰りのビール

数日前、日帰りの出張でした。朝7時前の電車に乗るため家をでて、クライアント先で帰りまで常に誰かと一緒で正直息をつく暇もないくらいのスケジュールになりがちな出張先で仕事でした。誰かが交替でやってきて、質問やら作業の依頼があるのでそれに答えているので、ランチもお茶をだしてもらっても何かしながらのために、毎回、あっという間に1日が終わり、もう少し何とかできないかとおもってかれこれ1年がたっていました。


ここ1月ほど、自分の状態が少し良い方向に変化して作業効率があがっていたり、疲れにくくなってきたなという実感がありました。その実感がでてきてから初めてのこの日帰り出張だったのです。


とはいうものの、前日は会食が入っていて帰宅は11時、そこから家の雑用を済ませてねたのが1時前。睡眠不足は決定でしたが、これもよくあるパターンなので、行の電車で寝たら1日はもつだろうという算段で布団にはいりました。しかし、いつもであれば、ぐっすり寝て朝まで絶対に目がさめないのに、午前2時半にぱっちり目がさめてしまいました。理由は、今までになくこれもはっきり体感がありました。会食で食べた、お料理のエネルギー状態が非常によく、その影響で体が活性化して、ひいては目まで覚めるくらいになっていたのです。


夜中に目が覚めると、あまりいい感じはないのですが、ある種のすっきり感とともに目がさめて、ああ、ぱちりと目が明いた感じだったのです。ここでも一瞬、とはいうものの、この時間に目が覚めるというのは、細切れ睡眠で体に疲労がのこるなあと、しまったなという感じもありました。でも、あれこれ考えても仕方ないので、とりあえず状況をうけいれて気をとりなおして、布団に入りました。しばらく寝ることができませんでしたがおそらく3時過ぎにはまた眠ることができました。


ここからでも6時におきるとして、3時間しかねむれないわけで、今までなら確実におきたときの体感は悪く、頭は非常に重く、若干頭痛がして、足取りはかなり重いというのが経験的な感覚でした。でも、その日は、想定していた頭の重さはなく、頭痛もほぼ0で目が覚めて予定通りの電車に乗りました。出張先でもいつも通りのスケジュールで仕事をこなしていましたが、眠くなることもなく、いつもより作業効率は良いくらいでした。いつもと少し違うなとおもいつつ、予定をこなし、帰りの電車に乗ることになりました。


帰りの電車の定番は、一人ビール。おじさん同様に缶ビールを買って、電車にのるのです。飲みながら仕事をしたりするのですが、とのかくこの1本がないと筋肉の弛緩ができないので緊張をとりたい、その欲求から、ビールになるのです。とにかくこれがないと、ふぅっと力がぬけないので、いてもたってもいられない感覚になります。私の中の必要悪でした。しかし、その日は、少し前からひょっとして今日はビールでなくてもいいかもしれないなとなんとなく感じながら駅にむかっていたのです。


そして、最初の駅で、「ビールどうする?」と独り言をいって「いや、別になくてもいいきがする。水をかって電車にのってみよう」とすんなり改札を通過しました。しばらく乗っていてもビール熱はでず、結局そのまま最寄駅まで到着したのです。これは私にとってはかなり衝撃的な変化で、この仕事帰りのビールなしで駅までつくなんて、まるで娘が毎日宿題をするようになったくらい異常なことなんです。


今まで我慢しようとおもっても、絶対に我慢できたためしがなかったのです。でもその日は我慢ではなく「いらない」という感覚だったのです。要因はなんだろうと、考えてみましたが、自分の状態がよくなっているというまとめでした。もう少し細かく見たら、満足水準を上げることが結果としてでてきていること、ストレスを感じるつまり妙な緊張をううんでいた自分の中の要因がへったこと、人の影響をうけにくくなってストレスがへったことなどが要因のように思いました。


たかがビールなのですが、私にとってはかなりの執着していた1本だったので、この変化はしっかりうけとめておきたいとおもいました。しっかり認識することで自分の変化そのもののベースもきちんとうけとり定着させていきたいと思います。何か変化があったとき、1回きりの変化ではなく、定着していくためには、振り返って再度確認する復習はこういうことでも重要な事なのです。

睡蓮と意識

一悟術リーダー ヒーラー 由利真理恵