サンタマリア

キューバに無事に到着しました。小さな、いったいいつできた建物なんだと思われるような、ジブリの世界のような空港でした。入国前、旅行会社からあれこれ注意されていたことを思い出しながら必要なものをだして入国審査にすすみました。日本人は全くおらず、アジア人もいない気がしました。係員に指示される方向に進み、入国審査となりました。前の人はあれこれ聞かれていたので、何をきかれるのかと、一応の答えを用意しながらまっていました。しかし、絶対必要だと言われた書類も提示をもとめられず、名前を聞かれただけで、あっけなく終わりました。ほかの同行者も同じで、やはり、日本のパスポートの威力のようです。日本にいると当たり前でなかなか感じませんが、かなりの印籠的な力があります。

ゲートをでると、何事かという感じで人があふれていました。迎えの人なわけですが、大量の荷物、つまりは買出ししてきた家族を迎える人の群れでした。両替をするため、人をかきわけて両替所にたどりつくと、何とも緩慢なやる気のなさそうなスタッフと、警備がたっています。2列あって、それぞれにならんでいるのですが、片方は全然すすみません。すると、警備員が前の人をこっち、あっちと窓口へ案内しはじめました。明から私より先に並んでいた人を待たせて私に両替しろといいのです。待っていた人も不満もなさそうで、理解できないまま、両替してもらいました。後でガイドさんの話からわかったのですが、旅行者は優先される事が多く、警備員の指示は絶対なんだそうです。あと、米ドルが変えられるのですが、10パーセント手数料がかかるという、キューバならではの事情もありました。でも、日本円から両替はできるのです。遠く離れたキューバですが、直接両替できるのは面白いものです。両替をすませ、早速、長距離移動にそなえ水を買おうとおもいました。ほとんど売店らしきものはなく、あるのはラムとシガーの店ばかり。水がみつかりません。ラッキーにもみつけられましたが、もちろん、常温でした。

車で5時間程走り、ビーチで有名なサンタマリアに到着しました。いくつもの橋をかけ、島々をくぐり抜けた先にサンタマリアがあります。キューバ本島からも隔離された場所で、磁場的にも随分状況のよい場所です。電波が入りにくい恩恵でもあります。 メリットは、非常に瞑想がしやすかったことです。すぅーっと、瞑想にはいることができ、余計なことが頭をよぎらず、あっという間に時間がすぎます。また、あぶり出し的に、課題となることがあれこれでてきて、向き合わざるを得ないことにもなります。私の感覚だと、白馬のとある貸別荘以来の良い場所だとおもいました。目をそむけないで、見ないといけないことが自然発生的にでてくるので、美味しいといえば美味しいし、しんどいなぁと思えばしんどい状況かもしれません。
良い点もありますが、日常とおなじようにはいかないことも多く、とかく、通信状態の悪さには、我ながら反応が多く辟易しました。さらに、まさかのgoogle ビジネスのメールが使えなかったのです。調べてみると、ビジネス用のグーグルアカウントは、キューバでは利用できない、利用制限地域だったのです。プライベートユースの無料のものは使えますが、普段使っている仕事のメールアドレスはアクセス不可でした。諦めとともに、ああ仕事メールがみれない、と不安が私をつつみこんできました。手を変え品を変え、あれこれ不安は私を突っつきにやってくるものです。

睡蓮と意識

一悟術リーダー ヒーラー 由利真理恵