キューバの交通手段


バスを1台用意してキューバのなかを移動しました。原則、グループでくるとガイドをつけないといけないそうです。バスの運転手さんも、ガイドさんも公務員です。そのわりには、まじめによく働いてくれていて、スムーズに旅行ができました。運がよかったです。
バスで都市と都市の間を移動していると、ヒッチハイクのように車に乗せて欲しそうにしている人をしょっ中みかけます。ほかの国と違うのは、お金をもってそれをだすから乗せて欲しいと手をふっていることでしょうか。キューバ人にとっては当たり前で、一般的な交通手段だそうです。見ている私からすると、そんなに交通量もない道で、いつ乗せてくれるともわからない車をまつというのは驚きでした。明らかに、制服をきて仕事にいくような感じの人でもヒッチハイクスタイルなんです。
そのほかに、一般のバスもあります。しかし、時刻表はないそうです。ついていれば、20分でくるけど、ついてないと2時間こないそうです。ということで遅刻しても誰も怒らないし問題はないようです。これまた衝撃です。数分遅れたくらいで、自己否定感に苛まれるのがアホらしくなりますね。都市部では、日本でいう白タクが国の公認の副業となっているらしく、乗合タクシーがたくさん走っていて、見知らぬ人たちが同じ方向だと乗り合わせて移動手段にしているそうです。
ハバナの中心部でもそうですが、田舎にいくと、馬車が車と同等の交通手段として大活躍しています。普通に道路を走っています。あまりに古い車よりは、馬車のほうがいいかもしれないとすら思いました。
クラッシックカーが有名ですが、諸事情あって、ボンネットやシートは昔のものですが、エンジンなどは新しいものに交換してつかわれているそうです。そして、大部分が観光用のものらしいです。キューバ人が乗っている車で古いものは、ソ連から持ち込まれたセダンが主流でした。一応、鉄道もあるようですが、例えばバスで1日でいけるところを電車だと4日かかるようなイメージらしく決して勧めないとガイドさんにいわれました。
このような感じで、日本とは随分事情が違いますが、諦めとも異なりキューバの人は、状況を受け入れている感じです。がんばらなくてもいいけど、最低限は保障されているからでしょうか。これも一つの生き方であり、楽なのかもしれません。イライラしている感じの人はあまりみかけません。そんなに楽しそうにもみえませんが、おそらく日本のように自殺者の増加や心を病む人の対応に追われているようにはみえません。亡命者が過去に増えたために、ほとんど海外に出ることはできないようです。ビザがおりないのだそうです。まさに、羽をおられている感じです。人はそういう中に身を置くとその範囲内で人生をいきるように調整していくものです。日本で生まれ、その中で育ったからこそ、押し込まれそうになると、嫌だ自由にしたいと、押し返す気持ちがでてきますが、その気持ちもなかなか芽生えないのでしょう。個人的には、この環境、状況に生まれ育った事をありがたいなと思いました。

睡蓮と意識

一悟術リーダー ヒーラー 由利真理恵