国と海外資本のホテル


次はハバナで滞在するためバスで移動しました。2年ほど前にキューバ政府とドイツのホテルグループが共同して開業したというホテルに滞在しました。ガイドさんによると17年ほど前からショッピングモールと住居であった建物の改装工事が始まりやっと2017年にオープンしたそうです。やはり、のんびり屋さんの国ならではです。しかし、この前に宿泊したホテルよりはサービスもスムーズで比較的ほかの国のホテルのクオリティに遜色ない感じでした。
夕方、30分ほど街中を歩いてみました。配給所を兼ねている日用品のお店は、長蛇の列でした。キューバは並ぶことと待つことは当たり前らしくみんな大人しく行列をつくっていました。お水を買いたかったのですが、一緒に並ぶことは難しそうだったので諦めてもう少し街中を歩いてみました。身の危険のようなものは感じませんが、物珍しそうな視線は感じました。社会主義なので、基本、お店などに看板はありません。店の名前やなにを扱っているかも前まで行かないとわからないのです。その点も街の雰囲気を維持するのに影響しているのかもしれません。
この二泊は一人部屋だったので、いつもよりさらに一人時間が多い滞在でした。当初からの目標でもあったのですが、日常のルーティンを維持することを優先しつつ、旅の途中でみつかった課題をあれこれ考えながら、家事をしなくていい分のんびりすることもできました。今年、二度目、うっかりプールサイドで本を読んでいたら足を焼いてしまいました。日陰にいたのですが、かなり日差しはきついようです。夕方になると結構、足があかくなっていました。登山でうっかり日焼けして痛い思いをしたのに、また足を焼いて同じようなことをしてしまったのです。許容がひろがったのでしょうか、後悔や痛みに対する嫌悪感のようなものはあまりでなかったのです。以前だと、学習能力がないなとか、痛いのが嫌だとか、日焼けひとつとってもある意味大げさに反応していました。
捉え方を変えられると、余計な反応をせずにすむので、時間にも余裕がでてきます。結構、気づかないうちに、後悔、嫌悪感、他人のことに反応して意識を使い自分の時間を浪費することはよくありますよね。これが減ると、自分も楽だし、時間も余裕がでてきて、ポジティブなスパイラルにはいれそうです。
ガイドさんに聞いたことから推察すると、観光に関わる仕事はお給料は公務員としておなじですが、チップをもらえるため割りがいい仕事のようです。そのせいもあって、ホテルのスタッフはみな感じもいいし仕事ぶりものんびりした感じではありませんでした。ただ、英語がなかなか通じにくいというのはここもあまり変わらずで、コミュニケーションに根気が必要でした。
食事は流石にキューバのなかではいちはん良かったように思います。葉物のサラダもあって、偏りを解消することができました。パンも食パンの類は問題なかったというか、美味しいなとおもいました。それ以外のパンは、他のホテルと似たり寄ったり。レストランで、数人のアメリカ系と思われる中国人と、一人だけ日本人をみかけました。
HISのオフィスもあるのでそれなりに日本人もくるのでしょうが、他の国の比べると圧倒的に日本人観光客は少なめです。あと、このホテルは日本にはないので、そもそもこのホテルは日本ではあまり知られていないのかもしれません。地球の歩き方にも載っていないし、当初、アレンジをお願いした旅行会社も知らないような感じだったそうです。 日本語の情報がないと、どうしても日本人は得られる情報が偏ります。複数言語が使えるとそういう意味でも、情報の質や量は格段にあがり世界は広がります。

屋上からの眺めは、社会主義世界の現実が広がる世界を資本主義の窓から眺めているような、なかなかないコントラストでした。

睡蓮と意識

一悟術リーダー ヒーラー 由利真理恵