想定外の予約

いつも通り、スパでトリートメントをうけることにしました。朝食を済ませて部屋に戻ろうとしたときに、丁度、セラピストがメニューを持ってまっていたので、なにを受けるかアドバイスを聞きながらその場で予約したのです。夕食の予約があったのでその前に終わらせることに意識がむいていました。
予定時間の10分前に部屋をでてスパにつくと、2メートルは超える長身で細身の黒人の男性セラピストが立っていました。別の時にも男性セラピストをみかけたのでここは、男性セラピストもいるんだなとどこかでわかっていたのですが、顕在化されていませんでした。その男性セラピストがwelcome ドリンクをもってきてくれて、名前を確認されました。なんだかおかしいと思ったものの、ここでもまだ現実が顕在化されていませんでした。
いよいよ、部屋に案内される段階になって、彼が今日の私の担当だとわかりました。ものすごい反応がでました。英語で、担当が男性だとは聞いていない、それは受け入れられないと言うと、予約のときに男性でもいいかと、確認したらいいと言ったじゃないかと言われました。しかし、全くそんなことを確認された認識はありませんでした。
どうやら、単純に私が聞き間違えていたようです。しかし、今は彼しかいないからしょうがないと言われましたが、とにかく、私は申し訳ないが、受け入れられないのでキャンセルさせてほしいとおそらくかなり強く主張しました。
受付には責任者らしい男性が二人いましたが、オロオロして顔を見合わせて、結局、仕方がないと言う感じで女性のセラピストをアサインしてくれました。ほっとしたものの、男性セラピストに申し訳ないと言う思いと、私の聞き間違えで小さな騒ぎになったと申し訳ない気持ちに苛まれました。予約を受けてくれたスタッフにも悪いことをしたと、あれこれ思いが巡りました。これも、せっかくなので、トリートメントをうけながら感じてみました。場所のサポートもあってか、割とすんなり解消でき、トリートメントも心地よく凝った体をほぐすことができました。繊細さと思い切りの良い、いいバランスの技術で満足したのでした。ただ、クーラーがよく効いていて、体感温度が寒いので、体が冷え気味になるのが難点です。
夕食の時、仲間にこの件を話すと、やっぱりということが起こっていました。仲間の一人は私と同じ時間にスパの予約をいれていて、5分ほど遅れていったところ、レセプションで、女性セラピストが急病で代わりに男性セラピストしかいないがいいか?ときかれ、彼女は問題なかったようでそのまま受けたとのことでした。急病ってそんなこともあるのかと不思議におもっていたそうです。
海外では、男性セラピストも多くいて、よくあることのようでした。また、その場合、男性セラピストはゲイである事が多く、女性よりももっと繊細で、でも、力が強いので、なかなかいいトリートメントをうけられるそうです。彼女も実際、そんな感想をはなしてくれました。
しかしながら、振り返って、メリットがあったとしても、未知の世界であったとしても、この件に関してはちょっと受け入れられないなというのが今の感覚です。見る見ないという問題より、直接肌を触れられる事にどうも抵抗があります。もともと、見られたところでなんてことはないと、思うほうなので、着替えをするときもあまり気にしないほうですが、触れられるのはなんだか難しい感じです。子供にベタベタされるのもあまり好きではないので、触れることには、過敏なのかもしれないと思いました。
あとは、全く男性セラピストという存在を前提にしていなかったので、予約のときの会話も耳にはいらなかったわけです。思い込みは外しておく必要を痛感し、こんなところでも思い込みが影響してくる面白い体験をしました。

睡蓮と意識

一悟術リーダー ヒーラー 由利真理恵